7日朝、栃木県那須町にある朝日岳の登山道付近で4人が死亡しているのが見つかりました。6日正午すぎに男性から「低体温症で動けない」との通報があったということです。

 警察によりますと、発見した時には4人とも死亡していたといいます。一体、何があったのでしょうか。最初に通報があったのは、6日のこと。午後0時23分…。

 通報者:「男性が低体温症で動けなくなっている」

 通報したのは、亡くなった男性と一緒に登っていたとみられる男性です。

 そして、その16分後、再び別の登山者から通報が入ります。

 別の通報者:「男女数名が動けなくなっている。女性1人が滑落したので助けた」

 朝日岳は標高1896メートル。那須連山の一つで、地元の観光協会によりますと、付近の駐車場から山に入るのがメインルートとなっていて、所要時間は片道2時間ほどです。

 ただ6日、現場付近では断続的に雨が降り、今季一番の寒さとなっていました。捜索隊は何度も救出に向かおうとしましたが、行く手を阻んだのは強い風でした。持っていた風速計では瞬間的に80メートルを記録したといいます。これは木造住宅が崩壊するほどの暴風です。

 4人が見つかったのは捜索が再開された7日朝のこと。うち一人の女性はひどいけがをしていて、滑落したとみられています。

 こちらは1年前、朝日岳へと続く登山道で撮られた映像です。途中には岩の尾根が続く道があり、横を見ると絶壁とはいかないまでも、身の危険を感じるような光景が広がっています。地元の人は…。

 地元の人:「基本、天気の悪い時は登らない。だめな時は下りてくる。もうやめようって。きのうは登っちゃだめな日」

 亡くなった4人は全員、防寒着はしっかりと着ていたといいます。

 警察は4人の身元を調べています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

47 Comments

  1. ポテチの袋のような包装フィルムをぐるぐる巻きにすると、危険なほど暑くなります。大量のフィルム屑のなかに入ったことがありますが、暑くて5分と耐えられませんでした。参考まで。

  2. 私は、登山に関して全く知識はありませんが常識的に考えて、かなり疑問があります。救助にいく立場の方々、本当に頭が下がります。

  3. 登山やってみたいなって思うけど、こういうニュースが結構あるから、自然こわっやっぱやめよう…って定期的にしょんぼりする

  4. 「そんなとこに耐寒装備なしでいくなよ。」と思った。
    電話された警察も( 2次災害の可能性が高いうちはいけないので、もう間に合わないし )そう思っただろう。

  5. 天気予報が悪い時は登っちゃ駄目!
    会社員じゃ無いんだから時間有るでしょ。
    命を大切にして欲しい。🙏😢

  6. 秋晴れの爽やかな天候での登山なら理解出来るが
    暴風雨の最中に登山とか何かの修行か?
    強制でも職務でもないんだから、天候の良い日に改めれば良かろうに

  7. そもそも山は危険な場所なんだから登らない以外の安全策は無いでしょ。ちゃんと調べてたらとか準備してれば大丈夫とか言ってる人は山を舐めすぎ。

  8. 風速15m/hちょいで台風じゃないっけ?瞬間風速80m/hで登山なんて絶対行かないほうが良い。
    登る前に現地の人や周りの登山者に聞いたら事故にはならなかったかもしれないのに。

  9. 気の毒だが、登山する前にしっかりと準備していないのでは?

    というか、大事な事は天気の悪い時は登らないよ‼︎‼︎

  10. 登山とか全く興味ないんだけど、年取ったら登山に目覚めるもんなのかな
    70過ぎて登山とか地雷原でタップダンス踊るようなもんじゃない?
    生物的に用なしになったら脳の危険信号出す器官が壊れるみたいな種の保存機能でもあるのかな

  11. 避難場所作れよ それができないならやるなよ 観光 利益かんけない やるなよ 何回起きてる 避難場所作ればしたから上に 何キロ先に それぐらいは市町村区やれよ

  12. 登山計画の詳細が分からないが過信は禁物!登る山にどんなリスクがあるか事前に調べて対策を万全に講じておくことが命を守る第一歩ですね。
    天候悪化が予測される場合は登らない!山は逃げません!

  13. 遭難した方々、事前に調査した筈。寒さを凌ぐ装備も軽装だったのでは。二次遭難起きなかったことだけでも良かった。

  14. よほど現役時代に経験値貯めたわけでないなら、健康維持の低山ハイキングに留めておいたほうがいい 友達と話しながら歩いて頂上でオニギリ食えば十分楽しいよ 絶景が見たかったらロープウェイで2000とか3000まで行ける山いっぱいあるんだし

  15. 6日から7日にかけての天気図を見ると西高東低の冬型で太平洋側なら安定した晴天、標高1500m越えの那須連山稜線なら降雨、急激な気温低下、北西からの強風が予測できます。冬型の気圧配置になっている時点で警戒感を持って山行計画しないと取り返しのつかないことになるという教訓となってしまったということです。

  16. 亡くなった方々のご冥福をお祈り申し上げます。
    私は80歳に片足を突っ込んだ山乞食ですが、那須連山・西会津をホームグラウンドと自負しています。頂上から駐車場の見えるような山でも油断禁物です。ブリザードの時には、キスリングを背負ったまま膝をついてピッケルにもたれ掛かっても後方に倒れたことが幾度もありました。
    経験豊富な皆さんも、那須岳の強風と寒さには特に用心して下さい。

  17. 車のアクセルブレーキと同じで山へのアクセルブレーキの判断できない人は行かんで頂きたい。それと一定以上レベルの登山は国家試験の免許制にして欲しい。

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