『シャーロック・ホームズ』や『オペレーション・フォーチュン』のガイ・リッチー監督最新作『コヴェナント/約束の救出』より、主演を務めたジェイク・ギレンホールのインタビュー映像が解禁となりました。

ギレンホールは本作について、「ガイ・リッチー監督にとって、制作初期の段階で“2 人の人間が正しいことをする”というこの映画の核を発見したことが重要だったのではないかと思います」と分析。また、「最初にガイ・リッチー監督が言ったのは、楽しい雰囲気の中で映画をつくりたいということでした。僕自身も、創造性は緊張や堅苦しさではなく、面白さや楽しみから生まれると思っています」とリッチー監督との撮影秘話を明かした。
今回、演じた主人公の役柄について聞かれると、「ジョン・キンリーはいい人間です」と語り、「僕はここ数年そういう役柄を演じることが多くなっているように思います」と自らのフィルモグラフィーを振り返った。自身が演じたキンリー曹長と、その相棒であるアフガン人通訳アーメッドの関係性が本作の魅力だと語るギレンホールは、「2人の複雑な関係は、とても少ない言葉で成立しています。そこが演者として面白いと思いました」と絶賛。さらに、「言葉以外の交流によって成り立っている物語といえば、西部劇を思い出します。西部劇では同じ空間に座り、時には馬に乗ったりして言葉がなくても分かり合える関係が描かれますよね」と本作を西部劇になぞらえて説明した。

最後に、「この作品はアクションでもありアドベンチャー映画でもあります。こういうジャンル映画に共通するのは、人の絆や感動が物語の核となっている点ですよね。ハラハラする内容を期待しつつ、最後には感動する自分がいます。感動的な映画は多くありますが、本作もそのうちの1つです。自分に何ができるかを考えるきっかけになります。そして何より面白い!」と熱いメッセージを寄せた。

ガイ・リッチー監督とジェイク・ギレンホールの初タッグとなる本作だが、リッチー監督の待機作である新作アクションへのギレンホールの出演も決定しており、早くも2度目のタッグに期待が高まる。インディペンデント系作品から、アクション映画まで幅広いジャンルに出演するジェイク・ギレンホール、今後もさらなる活躍から目が離せない。

【ストーリー】
2018年、アフガニスタン。タリバンの武器や爆弾の隠し場所を探す部隊を率いる米軍のジョン・キンリー曹長(ジェイク・ギレンホール)は、アフガン人通訳として非常に優秀だが簡単には人の指図を受けないアーメッド(ダール・サリム)を雇う。通訳には報酬としてアメリカへの移住ビザが約束されていた。部隊は爆発物製造工場を突き止めるが、タリバンの司令官に大量の兵を送り込まれ、キンリーとアーメッド以外は全員殺される。キンリーも腕と足に銃弾を受け瀕死の状態となるが、身を潜めていたアーメッドに救出される。アーメッドはキンリーを運びながら、ひたすら山の中を100キロ進み続け、遂に米軍の偵察隊に遭遇する。7週間後、回復したキンリーは妻子の待つアメリカへ帰るが、アーメッドと家族の渡米が叶わないばかりか、タリバンに狙われ行方不明だと知って愕然とする。アーメッドを助けると決意したキンリーは、自力でアフガニスタンへ戻る──。

【クレジット】
監督・脚本・製作:ガイ・リッチー 出演:ジェイク・ギレンホール、ダール・サリム、アントニー・スター、アレクサンダー・ルドウィグ、ボビー・スコフィールド、エミリー・ビーチャム、ジョニー・リー・ミラー
2022 年/アメリカ/英語/123 分/カラー/スコープ/原題:GUY RITCHIE’S THE COVENANT/字幕翻訳:松崎広幸
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提供:木下グループ 配給:キノフィルムズ 公式サイト:www.grtc-movie.jp

2月23日(金・祝)TOHO シネマズ 日比谷ほかにて全国ロードショー

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